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最近プロレタリアート文学の「蟹工船」がブームになっているらしい。その追い風か、日本共産党へ入党する人が増えているらしい。どういった背景で「蟹工船」がブームになっているのかは私は知らない。というよりも私は全く興味なしなので分かろうともしない、といったほうが正解だろう。 小林多喜二の「蟹工船」はプロレタリアート文学の傑作、といった知識はある。それぐらいは日本史の近代史に出てくるので。さらに言えば小林多喜二は特別高等警察、いわゆる特高によって虐殺されている。これも近代史に出てくる。おそらく読めば戦前日本の労働者の待遇とかが少しは理解できるのではなかろうか。ただ、「蟹工船」ブームの要因が格差の拡大であるとしたらこれは大いに間違っていると私は思う。戦前と今とでは社会情勢が全く異なっているからだ。 戦前はいわば経営者が絶大なる権力を持っていて労働者は馬車馬のような扱われ方をしてきた。また、首などいつでも切られるような世の中であったと私は理解している。それに対して現代は労働者も力を持っている。首は切ろうとしてもそう簡単には切れないのだ。まだ他にも戦前と今の違いはあろうが、「蟹工船」を読んで現代の状況から共感を覚えるのはいささか考えが浅くはないだろうか、と思う。 そして一番危険なのは共感を覚えて日本共産党に入党することだ。日本共産党は石原東京都知事曰く「ハイエナ政党」である。歴史だけは長いがこれといった実績は皆無なのだ。それどころか他人、他団体の実績をあたかも自分たちの実績であるかのようにいっているのだ。これが「ハイエナ政党」たる所以である。また、その体質はあまりにも独善的であり、他と協調することを全く知らない。だから他の政党から浮いた存在になっている。 日本共産党幹部は今の状況におそらく歓喜していることだろう。しかし、「蟹工船」ブームが過ぎたらその実態に絶望して離党する人がかなり出るのではなかろうか。そのあたりを志位委員長以下トップはどう考えているのだろうか。今の状況がぬか喜びにならないよう、党の体質改善に取り組んでもらいたいものだ。 |
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今日の論点!by 毎日jp & Blog... 2008/09/01 18:46 |
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